YNKエリア まちづくりビジョン YNK Area Urban Development Vision
Our Concept
「潤環都市」とは、都市における経済活動がまちの文化を潤し、その独自の魅力がさらなる活力を呼び込む、
創造的な巡りを描く未来の姿です。
八重洲・日本橋・京橋、東京駅前という玄関口でありながら歴史の薫りも残るこのまちから、
新たな豊かさが生まれ続けることを目指します。
「世界から人と投資を引き寄せる」利便性の高い強固な都市の基盤を持ちながらも、
水辺や路地に触れ、誰もが「自分の居場所と感じられる都市」を創出。
心地よい居場所には多様な人々が集い、江戸から続く「粋なつながり」が現代のコミュニティとして再生される。
その過程で得た新たな気づきや磨かれた感性をもとに「日本らしい目利き」を世界へ発信することで、
その文化的価値が、また新たな人や投資を呼び寄せていく。
そんな4つの意志の「潤環」を、このまちで起こしていきます。
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世界から人と投資を引き寄せる
新幹線や高速バス等で世界・日本各地をつなぐ唯一無二の交通アクセス性を有するYNKエリアでは、今後も再開発が連続的に進行し、ますますビジネスの中心地へと発展していくことが期待されます。
一方で、日本国内の人口減少、経済のボーダーレス化が今後も進捗していく中で、外国企業の誘致など、世界から人・モノ・カネを呼び込むことが必要です。激化する都市間競争に打ち勝つためには、都市機能を多方面にわたってより一層強化し、世界から人と投資を引き寄せる取り組みが大切だと考えます。 -
自分の居場所と感じられる都市をつくる
YNKエリアは、江戸以来の細かな町割りや路地、老舗店舗の店先や赤提灯等が醸し出すこのまち独自の風景が、居心地の良い空間を形成しています。一方で、高速道路や幹線道路等がそれらの空間やエリア内外の人流を分断してきました。今後行われる高速道路の撤去や遊歩道化、八重洲通りの再編等のダイナミックな都市構造の変化の機会をとらえ、連続性ある居心地の良い空間を創出しつつ、既存の街並みや風景を維持・活用し、「余白」を維持・創出することで、皆が「わが街」「自分の居場所」と感じられる都市を目指します。
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粋なつながりを継ぐ
YNKエリアは首都東京の玄関口でありながら、町会などの地域組織が自治の中核を担い、まちの方々によって山王祭をはじめとする伝統行事や豊かな食文化・町人商人文化も継承され、まちの魅力を形作ってきました。
今後再開発等によりワーカーが増加することが予想される中、地域活動を支え、まちの魅力を維持・発展させるための取り組みが必要となってきています。まちの方々の協力や支援があったからこそ生かされてきた私たちであるからこそ、このまちの文化資源の継承と発展に尽力することが大切だと考えます。 -
日本らしい目利きで世界に提示する
2050年までに世界の人口の約70%が都市に集中するといわれています。人々が集中する都市から、持続可能な世界を実現するための「社会課題の解決」や「真の豊かさの実現」が求められています。
江戸時代、YNKエリアには全国から職人や商人が集い、100万人都市でありながらも、「三方良し」として、人にも環境にも社会にも優しい、清潔で文化的な豊かな暮らしを人々は営んでいたと言われています。こうした系譜を持つYNKエリアだからこそ、日本の文化・精神性を手掛かりに、社会課題を解決し、真の豊かさを体感できるこれからの都市のロールモデルを提示できると考えます。