京橋エリア最大級、再エネ由来電力で17万個のLED電球が灯る「2025東京スクエアガーデン ウィンターイルミネーション」開催
11月6日(木)~1月31日(土)、アーティスト共同制作のツリーも展示
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東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 社長執行役員 小澤 克人、以下「東京建物」)は、東京建物等が保有および管理する複合ビル「東京スクエアガーデン」(東京都中央区京橋)で、「2025東京スクエアガーデン ウィンターイルミネーション」(以下「本イベント」)を2025年11月6日(木)から2026年1月31日(土)の期間で実施します。

本イベントは約17万個のLED電球を使った東京・京橋エリア最大級のイルミネーションです。ライトアップには100%再エネ由来の電力が使用されるほか、LED電球や装飾、クリスマスツリーは毎年デザインを変えながら、再利用を繰り返すことで環境負荷を低減したサステナブルなイベントを目指しています。
2022年からはアーティストとのコラボレーションによる「アーティストコラボツリー」を制作しています。4回目となる今年のクリスマスツリーは、「When Silence Becomes Light 光とつなぐ、透明のとき」と題し、写真家の国分真央氏がアクリル素材を用いて制作した写真オーナメントがクリスマスツリーを彩ります。「フォトアクリル」と呼ばれる方式によって封じ込められた写真たちは、光や時間の移ろい・見る角度によって表情を変え、その都度新たな印象を与えてくれます。
クリスマスツリーに飾られるオーナメントは、展示後期間終了後に来街者へ配布することを予定しています(要事前申し込み)。来街者が自宅で気軽にアート作品を楽しめる機会を創出するとともに、廃棄を生まないサステナブルなクリスマスツリーを目指します。
開催概要
場所 | 東京スクエアガーデン(東京都中央区京橋3-1-1) |
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アクセス | 東京メトロ銀座線「京橋」駅直結、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅徒歩2分 都営地下鉄浅草線「宝町」駅徒歩2分 JR「東京」駅徒歩6分、JR「有楽町」駅徒歩6分 |
開催期間 | 2025年11月6日(木)~2026年1月31日(土) ※ クリスマスツリーの展示は2025年12月25日(木)まで |
点灯時間 | 16:00~24:00 |
点灯式 | 2025年11月6日(木)17:45~ イルミネーションの点灯式のほか、地域のコーラスグループによるクリスマスコンサートの実施を予定しています。 ※ 雨天の場合は内容が変更の可能性がございます。 |
施工 | 株式会社花門フラワーゲート |
制作協力 | 有限会社三幸(TOKYO ACRYL)、株式会社フラットラボ |
公式サイト | https://tokyo-sg.com/news/3123 |
展示内容
1. 京橋エリア最大級、約17万個のLED電球によるイルミネーション
東京スクエアガーデン内の高さ30メートル、約3,000平方メートルに及ぶ大規模な緑化空間「京橋の丘」や周辺の街路樹が約17万個のLED電球でライトアップされます。イルミネーションに使用されるLED電球や装飾は再エネ由来の電力で点灯します。

2. アーティストコラボツリー
写真家の国分真央氏が写真作品をアクリル素材に特殊印刷する「フォトアクリル」と呼ばれる方式を用いてクリスマスツリーを彩るオーナメントを制作します。会場となる東京スクエアガーデンが有する大規模な緑化空間と親和性が高い、自然の美しさを切り取った写真作品を選定し多面的な「透明感」を表現します。




・ 写真家 国分 真央(Mao Kokubu)
1990年東京都生まれ。映像制作会社や写真事務所を経て独立。2020年に東京都から山梨県に移住する。広告写真・CDジャケットでの作品提供など幅広いジャンルで活躍中。日常の豊かな美しさや静謐な瞬間を撮影し、光の調和を得意とした作風を作り上げる。近年は執筆活動や観光事業撮影などを行うほか、写真講師も務めている。
公式Instagram : https://www.instagram.com/mao_kokubu/
・ 「When Silence Becomes Light 光とつなぐ、透明のとき」アーティストステートメント
今回フォトアクリルという素材を用いてオーナメントを制作し、「透明感とは何か」という問いを視覚的に表現する展示をオーナメントとして行いました。フォトアクリルによって封じ込められた写真たちは、光や時間の移ろい・見る角度によって表情を変え、その都度新たな印象を与えてくれます。そこに映るのはただ物理的な透明の美しさではなく、幾重にも重なる記憶や、静けさ、内面の揺らぎが内包し心に映し出される感情です。その中で「透明感」とは何かを問いながら1枚1枚の写真を立体的に透かせ、感性の奥行きを映し出そうという試みでもあります。透明感とは単にクリアであることではなく、私たちの内面にある繊細で複雑な感情なのかもしれません。
ぜひ、あなた自身が感じる“透明感”を探しながら、共感する作品を見つけてみてください。
それがあなたの“透明な感情”の輪郭であるという証に繋がる一歩だと、願いを込めながら。
3. クリスマスツリーオーナメントお渡し会
クリスマスツリー展示後、実際に飾られたオーナメントのお渡し会を開催します。お渡し会には、国分真央氏も参加し、作品に込められた想いとともにひとつひとつお渡しします。展示期間中に事前申込を実施し、2026年2月頃にお渡し会を開催予定です。日時等の詳細は、10月下旬に東京スクエアガーデンの公式サイトおよび国分真央氏のSNSアカウントにてお知らせ予定です。
過去クリスマスイベントでの環境負荷低減に向けた取り組み
東京スクエアガーデンの冬季イルミネーションでは、環境負荷の低減を目指した取り組みを実施してきました。ライトアップには100%再エネ由来の電力を使用するほか、2023年には古着や残布、端材を使ったオーナメント、2024年には余剰建材から制作された額縁を使ったオーナメントを装飾に使用したクリスマスツリーを展示しています。

