TOKYO TATEMONO RECRUITING

仕事について社員紹介

保育事業
まちづくりに
保育で貢献する
前例がないから面白い

猪俣 章信

〔総合職〕
東京建物キッズ株式会社 保育事業部
2005年入社

※在籍部署はインタビュー当時の部署となりますので、
現在の部署とは異なる可能性があります。

異動希望者募集の告知を見て、
この仕事に進んだそうですね?

はい、以前は戸建住宅や分譲マンションの開発、「Brillia(ブリリア)」の広告戦略など、住宅開発の仕事に携わっていました。東京建物キッズに異動したきっかけは、社内掲示板での告知でした。「東京建物が保育事業に参入する。その事業立ち上げ希望者を募集する」という告知を見た時に、「挑戦したい」と強く感じたことを記憶しています。私自身も共働きで育児をしており、保育園のありがたさを肌で感じていたところだったので、「自分と同じような境遇の方に貢献し、何よりも子ども達に愛される理想の保育園をつくってみたい」という想いで、応募を決意しました。

仕事風景

“未来を担う子供たちのために”という
大きな意義を感じているそうですね?

私が在籍している東京建物キッズ株式会社は、2016年8月に東京建物と株式会社グローバルグループ(大手保育事業者である株式会社グローバルキッズのホールディングス会社)との共同出資によって誕生した会社です。それぞれが持つ不動産開発事業と保育事業のノウハウを生かし、保育施設の開発・運営をしています。今後は東京建物が保有するビルのテナント企業に向けた事業所内保育の提供、新たに開発するマンションの付帯施設としての保育所運営など、事業は拡がっていきます。

私は保育事業の研修生として2016年1月からグローバルキッズに出向し開発業務を学びながら、東京建物キッズの立ち上げも並行して進めてきました。出向してから東京建物キッズ設立までの期間は半年強という非常にタイトなものでした。しかし一方で、保育施設の不足による待機児童問題が深刻化している中、未来を担う子どもたちのために貢献できることに大きなやりがいを感じています。

保育園の運営という未経験分野で
苦労されたそうですね?

保育園の開発自体に関しては、これまでの住宅開発の経験を生かすことができました。子ども達にとっては「第二のおうち」でもあります。しかし、保育園の運営業務は経験したことがありません。たとえば、保育士を採用したり、運営の流れを園長とすり合せたり、保育のカリキュラムを考えたりと、運営面については初めて挑戦する業務ばかりでした。

当初は、共同出資先である「グローバルキッズ」の担当者から運営ノウハウを学ぶ日々が続きました。開発の観点に加えて、利用者目線で何が必要なのかを考える経験は、入社13年目の自分にとっても新鮮な日々でした。短い準備期間でしたが着実に進め、2017年4月には東京都内・横浜市内に3つの保育園を新規開園することができました。まだまだ改善の余地はありますが、保育園に通う子どもたちの楽しそうな笑顔や保護者の方々の安心した表情を見ることで、地域社会に貢献している達成感を得ています。

インタビュー風景

保育事業を通じてまちの活性化を
目指されているそうですね?

開園した3園に続き、現在は新たに5つの保育園の開発に取り組んでいます。同時に、東京建物ならではの取り組みにも着手しているところです。たとえば、当社が手がける分譲マンションの中に保育園を併設したり、オフィスビルの利用者に向けた保育園をビル開発に組み入れたりというアイディアを検討しており、現在は実現に向けて、社内の関連部署と情報交換を進めています。一番の目的は、子どもが将来に渡って豊かに生きる力を育む環境を創ること。ディベロッパーとしてのまちづくりの観点も生かし、まちの施設として地域に認めてもらうために近所の子育て世帯向けに育児講座や手作りおやつ講座なども企画しています。子どもたちのことを想うと、やりたいことが次々に湧いてきます。保育事業を通して「まちの活性化」を実現するため、私たちはチャレンジし続けます。

東京建物でどんな未来を
“自由”に描いていますか?

前例のないことであっても、果敢にチャレンジする風土。それこそが、東京建物の“自由”だと感じています。この保育というゼロからの挑戦が、未来の東京建物にとって新しい事業の柱に成長していけるよう、これからも新しいことに自由に挑戦していきたいと思います。

インタビュー風景