川口 晃慶
〔住宅総合職〕
住宅営業第一部
営業グループ グループリーダー
2007年中途入社
※在籍部署はインタビュー当時の部署となりますので、
現在の部署とは異なる可能性があります。
営業社員が“主役”として活躍できるように
支援されているそうですね?
営業グループのグループリーダーの仕事は、分譲マンションの販売センターを複数統括・管理することです。販売センターでは所長をはじめとして、物件規模に応じた営業社員が属しており、そこでは広告計画や販売スケジュール、価格設定を行っています。
現場の最前線でお客様に接する営業社員が、ニーズに対して何を訴求すべきか考え抜いた販売戦略を立てるため、その意志を活かしながら、より魅力的なプロモーションとなるよう、意見を出し合い販売状況を追っていきます。主役である現場の営業社員たちが、お客様にだけ集中して仕事ができるように、働きやすい環境を整えることをミッションとしています。
失敗や挫折を経験したことが、
大きな財産となったそうですね?
私は住宅メーカー勤務を経て、2007年に東京建物に入社しました。まずは現場の営業として所長のサポートを行い、それから私自身も所長に。経験を積むほどに携わる物件の規模も大きくなり、数百戸から千戸を超えるものまで担当しました。しかし、そのすべてが成功だったわけではありません。総戸数1,230戸の大型マンション群の販売所長を担当した際のこと。当時の私は30代半ば。油も乗り切っていて、会社を挙げた一大プロジェクトでも、自分ならやれるという自負がありました。8名のリーダーと、60名のメンバーを率いて、巨大プロジェクトに取り掛かりました。ところが、第一期の販売がまったく計画に届かない。約半年間結果が出ず、結局私は所長の役割を、他のメンバーに継ぐことに。今、振り返れば、何としても自分がやり切るのだと気負い過ぎていたのだと思います。課題があれば「その本質は何か」を議論する必要があったのですが、当時はリーダーたちと本質的なことに目を向けるコミュニケーションが図れていなかった。現場における最も大切なお客様の声を聞き取れていなかったと思い知らされました。この失敗は、改めて営業の存在意義を再認識する大きな財産となりました。
現場で得た情報をグループ全体の成長へと
還元されているそうですね?
営業の仕事は、ただ販売することだけではありません。最前線に立ち、お客様と接点をもつ中で、お客様の要望やこだわり、市況感などを敏感に察知し、事業推進や商品企画へ的確にフィードバックすることも重要な役割です。また、近年グループシナジーの強化に取り組んでいることもあり、契約後におけるオプションの受注や買い替えなど、さらなる機会への架け橋になることも重要な使命だと感じています。「次も選ばれる東京建物」、「コミュニケーションブランドとしてのBrillia」をより具現化していくために、営業が中心となって発信していく役割を担っていくことをグループリーダーの立場から浸透させています。
自らの経験を伝え、最高のチームづくりを
目指しているそうですね?
ひとつの物件の成功によって、仲間たちと喜びを分かち合うことができます。そんな体験を自分が関わったメンバーとともに数多く積み重ねていきたい。東京建物は、どんな年次の社員であっても主体的にチャレンジできる環境があります。若手だからといって遠慮することなく、間違っていたとしても自分なりに考え抜いて発信することは、必ず糧となります。意見を言うのに入社1年目も10年目も関係ありません。むしろ、入社1年目にしてトップ営業マンになるチャンスもあるのですから、とにかく悩むよりも先に行動して欲しいとアドバイスを送っています。私自身も、数多くの失敗を経験し、そして何度でも立ち向かうチャレンジ精神をもって行動してきました。本気の人でなければ、お客様の未来を支える住まいを扱うことはできない。そんなチャレンジ精神をもったチームにしていきたいです。
東京建物でどんな未来を
“自由”に描いていますか?
人を信じて任せてくれる。これまでどんな局面にあっても「川口に任せたい」と言ってもらえた恩返しではありませんが、若手が“自由”の個性を伸ばし成長できる環境を創っていきたいです。