佐藤 史紀
〔住宅総合職〕
住宅営業第二部
2009年入社
※在籍部署はインタビュー当時の部署となりますので、
現在の部署とは異なる可能性があります。
まち歩きや一人旅が
趣味だったそうですね
大学では、地理学科に在籍していました。ひとりでまちを探索することや旅行することが好きで、就職活動初期は、いろいろな用地を探して歩く駐車場ビジネス業界に興味を持ちました。さらに突き詰めて考え、多くの人と関わり合いながら、共に進められる仕事という観点で考え、不動産の仕事にたどり着き、その中でも、不動産を販売する仕事の「自分の好きなまちを舞台にお客様の人生に寄り添い、不動産の魅力を伝える」ことに、特に興味を抱きました。
東京建物を志望した理由は、事業領域の幅広さや歴史ある会社という点もありますが、何よりも説明会や面接で出会った社員の存在でした。裏表なく自然体で話をして下さり、学生の自分の話を真摯に聞いてくれる姿勢に、人としての魅力を感じ、自分もこんな人になりたいと思ったのです。
入社後、その社員の方と一緒に仕事をする機会があったのですが、当時と同じように今でも尊敬できる先輩です。
所長として、新物件の販売に
携わられているそうですね?
現在、私は新たに販売を開始する「Brillia一之江」の販売所長を担当しています。所長の役割は営業メンバーをまとめることに加えて、物件の価格を決定したり、モデルルームにご来場頂いたお客様に喜んで頂ける見せ方を考えたりと、多岐にわたります。今までは、自分がひとりの営業メンバーとしてお客様にマンションを売るすることを第一に考えていましたが、今はチーム一丸となって「Brillia一之江」を盛り上げていこうところに新しいやりがいを感じています。
実は所長を任されたのは今回が初めてで、毎日四苦八苦しています。販売が始まる前は、販売計画どおりに上手く売れるだろうかと非常に緊張しました。ですが、私が必死に考えながら計画してきたことが、さまざまな方との打ち合わせを経て形になり、お客様とのご契約段階に近づいているのはとても感慨深いものがあります。
所長になる以前、営業として
トップの成績も残されているそうですね?
「Brillia」の営業として、入社6年目に全社のトップ営業として表彰されたことがありました。ですが、そこに至るまでには多くの挫折も味わいました。例えば、マンション販売の営業では、入社して数年はまったく営業成績を残せませんでした。今思えば、当時は「このマンションを売りたい」としか考えておらず、お客様の立場にまで考えが及んでいませんでした。その後、営業の仕事を離れてマーケティングの部署に異動。ここでは営業とは違い、物件の強みや弱みを客観的に考える中で、これまでより一歩引いた観点で、物件のこと、お客様のことを見るようになりました。俯瞰して物事を見ることで、これまでより“お客様の希望に対しに何を伝えるべきか“という自分に足りていなかった観点に気づき、仕事に臨めた貴重な経験でした。
その後、営業の仕事に戻りました。不安はありましたが、今度は違いました。徹底したお客様目線に立ち、ただ魅力を紹介するのではなく、お客様の人生にどう寄り添うかを考え抜くことで、自然と結果がついてきました。多様な経験ができる当社だからこそ、実感できた成長でした。
今の仕事には何物にも代えがたい
喜びの瞬間があるそうですね?
マンションのモデルルームを見た経験のない方も多いと思いますが、マンションの販売の基本は建物がまだ完成していない段階でお客様にご提案します。住まう場所として、お客様のこれからの人生計画をお伺いし、マンションを買うことでどんなメリットがあり、何がデメリットなのか。さまざまな観点からご提案することで、お客様になんでも相談できる存在としての信頼を築いていきます。こうして、マンションが完成してお客様にお引き渡しをするところまで責任を持って見届けます。お客様が入居された後、夜に担当した物件の前まで足を運び、マンションの部屋に明かりが灯っているのを見る瞬間は、何物に代えがたい喜びです。この仕事の醍醐味は、お客様が喜ぶ表情に、どれだけ出会えてきたかどうかだと思います。所長を任されるようになった今、そんな営業の喜びを多くのメンバーに伝えていきたいと考えています。
東京建物でどんな未来を
“自由”に描いていますか?
商品企画や広告関係、物件の管理など、住宅に関わるさまざまなポジションに興味を持っています。今までの経験を活かしながら新しい経験を積んで、オールラウンダーとして“自由”に未来を描いていきたいです。