TOKYO TATEMONO RECRUITING

仕事について社員紹介

ビル事業
未来を切り拓くために
多くの人を巻き込み
仕事を進めていく

明壁 佳久

〔総合職〕
ビル事業企画部
2009年入社

※在籍部署はインタビュー当時の部署となりますので、
現在の部署とは異なる可能性があります。

「初めての東京」が不動産ディベロッパーを
志すきっかけになったそうですね?

地方出身者の私は就職活動の際に初めて東京都心部を訪れたのですが、その景観に衝撃を受けたことを今でも鮮明に記憶しています。洗練された超高層の複合施設に圧倒され、まるで外国に来たかのようなワクワク感がありました。「こんな”まち”をつくる仕事があるのか」と驚きと感動を覚え、不動産ディベロッパーという仕事に興味を持ちはじめました。

その後も東京に来るたびにまち歩きを重ねて業界研究を進めていく中で、「まちづくり」には2つの魅力があると感じました。ひとつは、まちが人の気持ちや行動に与える影響がとても大きいこと、もうひとつは、子どもたちの世代まで自分の仕事がカタチとして残ることです。「自分のアイデアで世の中にインパクトを与える仕事がしたい」と考えていた私にとって、「まちづくり」に携わる仕事はとても魅力的に映ったのです。また、発注者として様々な関係者を取りまとめながら事業を推進する不動産ディベロッパーの「働き方」も、自身が学生時代に感じていた「チームで達成感を分かち合いたい」という想いと合致していました。なかでも、東京建物はOB訪問等でも飾らず等身大で熱く接してくださる社員の方々が非常に印象的で、こんな人たちと一緒に働きたいと強く感じるようになりました。

仕事風景

さまざまな社会環境の変化に対応する
ビル事業のあり方を模索されているそうですね?

私が所属しているビル事業企画部は、当社ビル事業のあるべき姿に向けた事業戦略を企画立案し、開発・管理運営などのいわゆる「現場」の事業推進をサポートする「ビル事業本部の経営企画セクション」、平たく言えば「裏方」です。商品企画、ソフトサービス、新規投資など多岐に亘るトピックスについて事業戦略として取りまとめ、各事業部の具体的なアクションプランに落とし込み、実行フェーズにおけるサポートにも取り組みます。

また、現在は「これからオフィス(東京建物が考えるこれからのオフィス)」という部署横断の活動を事務局として推進しています。「社会環境が急速に変化していく中、将来に亘ってお客様に東京建物のビルを選んでいただくために」という視点で、ときにプロジェクトチームも組成して新サービス・新事業などの検討・実践に取り組んでいるものです。「自分の仕事が東京建物のビル事業のこれからをつくるんだ」という想いを持って、さまざまな人を巻き込み議論を重ねながら可能性を追求することにやりがいを感じています。

実際に新サービスの企画に携わったこともあるそうですね?

「これからオフィス」のプロジェクトチームの一員として、2017年7月にオープンした当社初となるシェアオフィス「+OURS(プラスアワーズ)八重洲」にコンセプト企画の段階から一貫して携わりました。これまでにも着工済プロジェクトの事業推進や運営フェーズは担当してきましたが、初期段階からプロジェクトを手がけるのは初めての経験でした。
「働き方改革(テレワーク)」や「ベンチャーの成長支援」など、これまでの当社のオフィスビルにない新たなテーマを掲げた施設だけに、社内に前例もなくどうするべきかわからずに悩むことも多々ありました。その際に意識していたのは、「いかに施設を使うお客様の気持ちになれるか」ということ。迷ったときにはそこに立ち返り、一つひとつの決断を重ねた結果、納得のいく施設が出来上がったと感じています。また、チームでは先輩後輩関係なくとことん議論しました。そのようなフラットな空気感があったからこそ、大変なプロジェクトでしたが楽しみながら取り組むことができたと思います。

インタビュー風景

大阪勤務時代のある経験から
仕事をするうえでの大切な考え方を学んだそうですね?

大規模複合施設「グランフロント大阪」の運営に開業準備段階から携わり、WEBサイトやスマートフォンアプリの企画開発・運営を中心として施設プロモーション業務に取り組みました。なかでも注力したのはFacebook等の公式SNSの運営です。当初は何を発信すべきか頭を悩ませましたが、「施設自体は先進的で洗練されている一方で、お客様は“親しみやすさ”も求めているのではないか?」との仮説を立てました。そして、お客様がどんな投稿を求めているのか想いを巡らせた結果、あえて宣伝色をなくし、「テラスから眺める夕日」や「お買い物中にホッと一息つけるベンチ」などホームページには載っていない施設の隠れた魅力をときに顔文字も交えながら紹介してみたところ、非常によい反応が得られました。約2年間運営に携わった後に担当を離れることになったとき、たくさんのお客様からFacebook上でねぎらいのコメントをいただき感動したことを覚えています。不動産と直接的には結びつかない業務ですが、この経験を通じて「お客様目線」の大切さを実感しました。

東京建物でどんな未来を
“自由”に描いていますか?

「東京建物がこんなことまで!?」と驚かれるようなことにチャレンジしたいと考えています。そのために、これまでの概念に囚われることなく“自由に”、異分野とのコラボレーションを含め、東京建物の可能性を追求していきたいです。

インタビュー風景