DO for 共創

10年続く「共創」をさらに発展させるために、AIさんと共に考えるLOVE & PEACEな暮らし

貢献するSDGs目標

  • 5.ジェンダー平等を実現しよう
  • 11.住み続けられるまちづくりを
  • 目標5 ジェンダー平等を実現しよう
  • 目標11 住み続けられるまちづくりを

東京建物では、次世代へ向けた「サステナブルなまちづくり」への取り組みとして、事業を通じて様々なプロジェクトを推進しています。マンションブランドBrilliaから生まれた、住まいと暮らしの共創プロジェクトbloomoi(ブルーモワ)もその側面をもつプロジェクトです。2012年のプロジェクト発足以来、働く女性と対話を重ね、共に考え、住まいの新しい企画を世の中に送り出してきました。そして10周年を新しい出発点と捉え、リブランディングを実施。共創の幅をさらに拡げ、より多様な人々の声を聞き、複眼的な視点から商品企画とサービスを生み出していく予定です。

このリブランディングを機に、2023年2月にオープンしたBrillia Gallery新宿で、東京建物サステナビリティパートナーのAIさんと共に、LOVE & PEACEな暮らしとは何かを考える対談を開催。モデレーターとしてAIさんと15年来の仕事のパートナーである、サステナビリティ活動家・映像プロデューサーのチュック・ベッシャーさんをお招きし、東京建物からはbloomoiプロジェクトに携わる住宅賃貸事業部の森坂 祐吏、住宅営業部の浅野 智之、住宅エンジニアリング部の水村 真奈の3名が参加しました。働く母親でもあるAIさんからの提案や励ましをいただきながら、新しい気づきも多く、bloomoiのリブランディングにふさわしい充実したイベントになりました。

ダイジェストムービー

AIさんと東京建物社員が一緒に考える「共創」のこれから

bloomoiは、当初は働く女性のための住まいを考えるプロジェクトでしたが、性別や年代を超えた多様な価値観、ライフスタイルに寄り添った暮らしのあり方を継続的に提案できるよう、誕生10周年を迎えリブランディングを図りました。「共創」はこれまで通り大切にしながら、メンバーを新しく募集、新しいロゴでの再出発となります。
bloomoiが大切にしている「共創」とは、ユーザーのリアルな声に耳を傾け、発見したニーズに応え、商品やサービスを生み出すことです。そのために、部署やプロジェクトの枠を超え、東京建物全体の持続的なプロジェクトとしてユーザーの声に真摯に向き合い、対話を重ね、丁寧に商品を生み出しています。その一例として、bloomoiのインスタグラムから募集した一般ユーザーの声を反映し、インテリアプランに採用した物件もあります。

こうした取り組みに対してAIさんからは「歌を作るときにも共同作業をしますが、マンション作りを皆で一緒に考えるというのは素晴らしい。人生にはアップダウンがあるけれど、自分の居心地の良い場所があればそれだけで最高。それをより理想に近づけてくれるのがbloomoi」そんな嬉しいコメントをいただきました。

bloomoiコンセプトショールームの最初のお客様は、AIさん

Brillia Gallery新宿は、東京建物が新しく常設展示場として設けた販売センターです。この中にbloomoiの展示ブースがあり、ここで共創プロジェクトの紹介やコンセプトショールームの展示をしています。

壁一面に写真を貼ったスペースでは、これまで実現してきた「共創」アイデアの事例を紹介しています。例えば、「ホームパーティしやすいキッチンにしたい」という声には、フラットカウンターのステージキッチンによるおもてなしスペースの例、また、ピクトグラムを使って明るく演出し、名前も「GOMMY(ゴミ―)」と楽しいネーミングで通いたくなるゴミ置き場の事例などが展示されています。
AIさんは、「いまはどんどん人と会わなくなっているから、こうして楽しい共用部分があるのはご近所付き合いという面でも最高。そのうちここに集まって乾杯!とか始まりそう(笑)」とユーモアあふれる感想を話してくれました。
さらにアートを取り入れたインテリア(実物がブース内に展示してあります)など、数多くの事例を展示しています。

アートとグリーンを取り入れたモデルルームでは、ポスターや観葉植物の配置例やベッドのサイズ感、ウォークインクローゼットとリモートワークスペースを融合したユーティリティースペース(これも共創から生まれました)、洗面や浴室との動線なども確認できます。
モデルルームを見学したAIさんは、「私はもうここに決めました!ほんとに素敵。ここに住みたいです(笑)」と、まるで実際のお客様のように興味津々な様子でした。
たくさんの意見を集めて作ったモデルルームに対し、一般に公開する前にまずAIさんに共感していただいたことで、自信を持ってお客様にアピールできると確信しました。

「愛、そして思いやりが大切」というAIさんの言葉をヒントに

トークセッションのコーナーでAIさんは、LOVE & PEACEな暮らしを実現するために「愛と思いやり」を大切に考えていると話してくれました。相手の立場になって考えること。自分がやってほしいことを人にも行うこと。また自分の居場所を作り、ゆとりを持って考える時間を持つこと。そこから次につなげていくこと。そんなメッセージをいただきました。

東京建物社員からは、マンションの営業担当者としてお客様とつながるなかで、結婚・新婚旅行・そして出産までのお客様の大きなライフイベントを都度ご報告いただき、人生を共有しているような感動を得られたエピソードや、子育てをしながら感じる「気づき」を仕事に反映できる充実感、人それぞれのライフスタイルに合わせた多様性を提供することの大切さなど、3人のパーソナルな体験や実感をbloomoiに活かしていきたいという意気込みが語られました。

自分の居場所、コミュニティに対するAIさんの想い

さらにマンションというひとつのコミュニティのなかで、相互に助け合う、守り合うことの大切さをテーマにトークが進み、東京建物の地域コンシェルジュ(エリア情報の提供)のこと、住民からの生の声を紹介するしくみなどを紹介しました。
セッションの終盤、AIさんがご自身のコミュニティで過ごした幼年期、そして自分が親になってからの地域との交流、そのなかでたくさんの人との出会いと別れを思い出し、こみ上げる感情で涙ぐむシーンもありました。会場にいた全員の心を打ったこの瞬間は、マンションのコミュニティはまさに人生の大事な居場所であり、その大切さをもう一度思い出させてくれた場面でもありました。

地球規模のSDGsにもつながっていくパーソナルなLOVE & PEACE

最後に、トークセッションで語られたパーソナルなLOVE & PEACE、あるいは地域の交流が、世界的なSDGsにどんな影響を与えるか、AIさんが日頃考えていることを話していただきました。

「いま世界で起こっている争いごとや揉め事、もし当事者に知り合いがいたなら、どうしてそんなコトするの、自分がされて嫌なことは人にもしちゃいけないよね、って伝えられるのに、と思う。やられたらやり返す、ではどこまでいっても終わらない。もちろん言い方も大切だから、言われて嬉しい伝え方をしないといけないと思うけれど。」
ベッシャーさんも、「地球が平和でないとSDGsは達成できないと言われています」とAIさんに賛同。パーソナルな平和も、グローバルな平和もつながっているというAIさんの言葉が印象的でした。

サステナブルな未来に向けて、AIさんが伝えたいこと

イベントのクロージングとして、AIさんからサステナブルな未来に向けての活動の展望について語っていただきました。
「私の活動の基本は歌。LOVE & PEACEを歌で伝えたい。人々に自信を与えたい。だから細かいプランは特にないけれど、自分の身近な人、今日もこうして会っている人を笑わせたりしたい。余計なことは考えずに、自分らしく。」そう話しながら、再度涙ぐむAIさん。
「ごめんなさいね。最近涙もろくなって」と話すAIさんの言葉に、関係者のすべてが、bloomoiに対する想いを新たにしました。

家を考えることは「幸せ」を考えること。答えは、私の心の中にある。
AIさんと共に考えるLOVE&PEACEな暮らし

Brillia Gallery新宿について

東京建物のマンションブランドBrilliaの販売センターの一部を、新宿センタービル内MB1Fに2023年2月より常設化。VRなど最新のデジタル技術の採用に加え、リアルに体感できるコンセプトショールームや素材展示スペースを備えた施設となっている。bloomoiブースも設けられ、コンセプトやこれまでの共創プロジェクトの紹介のほか、bloomoiのプロデュースするコンセプトショールームを展示。マンション毎に販売センターを建築、取り壊すのではない環境負荷低減を意識した東京建物のサステナブルなまちづくりも体感できる施設。

プロフィール

AI

米ロサンゼルス生まれ、鹿児島育ち。日本が世界に誇るグローバル・スタンダード・アーティスト。2022年から東京建物サステナビリティパートナーに就任。サステナブルなまちづくりを東京建物と共に考え、世の中への発信をサポートする役割に取り組む。

チュック・ベッシャー Plan Be株式会社、代表取締役エグゼクティブプロデューサー

各種DE&I系のサステナビリティ映像コンテンツ企画・制作・イベントなどをプロデュースし、公共機関、企業、主要メディアなどに提供。

東京建物 住宅賃貸事業部 森坂 祐吏

2006年東京建物に入社。オフィスビルや商業施設の運営管理、開発プロジェクトの資金調達や中国事業等を経て、2020年より住宅賃貸事業部に在職。東京建物の賃貸マンションブランド「Brillia ist」シリーズや学生向けマンションの開発や管理運営等に携わっている。

東京建物 住宅エンジニアリング部 水村 真奈

2017年東京建物に入社。再開発ビルや商業施設ビルの商品企画、用地取得時の建物計画検討等などを経て、2021年より住宅エンジニアリング部に在職。東京建物の分譲マンションブランド「Brillia」シリーズや賃貸マンションブランド「Brillia ist」シリーズの商品企画業務、Brilliaのモデルルームの企画を中心としたインテリア業務等に携わっている。

東京建物 住宅営業部 浅野 智之

2019年東京建物に入社。入社当初より現在に至るまで住宅営業部に在職。東京建物の分譲マンションブランド「Brillia」をはじめ東京建物が販売する物件のモデルルームでのご案内から契約手続き、お引渡に向けた各種イベント等、お客様との接点を多く持つ業務に携わっている。

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